WRC第9戦アルゼンチン・ラリー

07/15-17の期間で開催されたアルゼンチン・ラリーでまたしても、シトロエン・クサラのセバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナが優勝。
2位はプジョー307のマーカス・グロンホルム/ティモ・ラウティアイネン、3位にはスバル・インプレッサペター・ソルベルグ/フィル・ミルズとなっている。
ちなみに今回S.ローブが優勝したことにより、1シーズン7度目という新記録を達成。
また連勝記録も6にのばし、こちらも新記録を更新した。
P.ソルベルグを応援している私としては複雑な気分だが、ここまで来るともはやすごいとしかいえない気がする。
今期のローブは車、タイヤ、ドライバすべてがうまくかみ合っている。
以下に一昨シーズンからWRCを見始めた素人意見(当たり前?)を…

・車に関して
今季に入ってローブのクサラには大きなトラブルがほとんど起こっていない。乗り手のローブが無理しないところは抑えているせいもあると思うが本当に安定している。
・タイヤに関して
今季が始まるまでに十分なテストをこなしてきただけありミシュランタイヤは恐ろしいほどの実力を発揮している。一番大きいのはピレリタイヤに比べ耐久性が非常に高いところが上げられると思う。
・ローブ本人に関して
今季に入ってトップスタートが多いローブだが、1日目を終わるとなぜか1位にいる。本来トップスタートというのは、道の掃き役になるため順位を落としがちとなる。確かにローブもそれにはもれることが無く、始めは順位があまり高くない。というよりおそらく無理をせずに走っているということ。そして、同じ区間のリピート走行のときにトップタイムを次々と出し1位になる。このときに重要なのが先ほど出てきたタイヤの耐久性がポイントとなる。普通はトップになると追われる立場になるためあせりがちだが、ローブの場合は大体は後続にどんどん差をつけ、逆に追う側の立場の方が無理をしないといけない状態となり、下手をするとリタイヤしてしまう。(今季の1,2戦にグロンホルムがこうしてリタイヤしている)「抜くところはぬき、攻めるところはとことん攻める」これが今季のローブの恐ろしい強さ秘訣?といえるのでしょうね。



とまぁ珍しくずらずらと書いたわけですが、P.ソルベルグ頑張ってぇ〜。
なんとしても日本では優勝よろしく!!